先進諸国の中でも著しい勢いで少子高齢化が進んでいる日本ですが、いっこうに少子化が解決する傾向にありません。
なぜ子供が増えないのか。それは、「日本での子育ては辛い」ということがあります。これは日本で子育てをしているママさん、パパさんたちがみんな感じていることではないでしょうか。
どうして日本での子育ては辛いのか、その理由の1つとして「お弁当文化」があげられるのではないでしょうか。
幼稚園ではもちろんのこと、小学生、中学生の夏休み、高校生になると毎日が弁当です。しかもこの弁当、日本人の弁当って恐ろしくレベルが高い!!ご飯、メインのおかず、サブのおかず、フルーツと、準備するものが盛りだくさん。当然のことながら毎日メニューは違います。これを汁が漏れないように弁当箱に入れ、ナフキンで包み、水筒も準備します。
こんなレベルの高い弁当作りを毎朝続けていたら、仕事はできないし、体力的にも疲弊してしまいます。ちょっと頑張りすぎやしないでしょうか?
海外のお弁当はもっとラクだそうです。
私が知っている中国人のお母さんがいる子のお弁当はこんな感じでした。
肉まん2つだけという日もあれば、山盛りのご飯にふりかけだけという日もあります。
ベトナム人のお母さんがいる子のお弁当は、お母さんが作るのではなく子供が自分で作っているそうです。
「えっ?かわいそう・・・」と思うのは、あなたの脳にブレインロックがかかっている証拠!
頑張って弁当に時間をかけるよりも、空腹を満たせる程度の食事を準備しておけばよいと考えた方が合理的です。
一方、フルタイムで働いている日本人のお母さんの子の弁当は、こんな感じです。
ご飯、ミニトマト、ぶどう、ミックスベジタブル。ちぎって入れるものだけです。毎日メニューは同じだそうです。
別のフルタイムで働いている日本人のお母さんの子の弁当は、ご飯以外は全て冷凍食品でした。
日本のお母さんたちは、「ザ・お弁当」という形を作ることが優先になっている感じですね。
実は、日本の学校には変な文化があって・・・。
ペットボトル飲料は禁止。紙パック飲料も禁止。
市販のパンは禁止ではないけど、基本NG。
市販のおにぎりも禁止ではないけど、基本NG。
お菓子の部類に入るゼリーやクラッカーは禁止です。
小学校はお茶かお水を水筒に入れていかなければなりません。
中学校はお水、お茶の他にスポーツ飲料はOKだけど、ペットボトルではだめで水筒ならOKです。
小学校は基本的に市販のものはだめで、中学校は市販のおにぎり、市販のパン、栄養補給用のゼリー飲料はOKだけど、フルーツ系のゼリー飲料はだめです。
何で???
市販のものを弁当として認めてくれれば、日本の子育てはもっとラクになるだろうに・・・。
こういうこまごまとしたところが変わらないから、日本の子育ては辛いんですよね。
弁当作りが大変だから、幼稚園にも給食を、学童クラブにも給食を、という方向でこの問題を解消しようとしているみたいですが、まずはもっとラクな弁当を認めた方が早いんじゃないかなと思います。
例えば、こんな感じのお弁当でも良くないですか??
紙パックの牛乳
バナナ
クラッカー
これらを保冷バッグに入れて持っていけば、栄養的にも衛生的にも何の問題もないと思います。準備は1分で完了。
市販品を弁当として認めて欲しい。
よろしくお願いします。
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